JB64 新型ジムニー 車検対応オーバーフェンダー 型取開始！

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JB64 ABSワイドボディキット 取付紹介動画

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JB64ジムニー、当社の本命商品の一つである車検対応オーバーフェンダー（フェンダーエクステンション）、いよいよ型取に入りました！

この合成画像をベースに、現場でマスキングしながら打ち合わせ。

アルトワークスの時に経験しましたが、絵（CG）を現実的に造形すると、予想しないようなデザイン破綻がたくさん起きます。

さてフロントフェンダーでのポイントは、一般的なワイドフェンダーと比較して、チープになってしまうプレスラインを消すために、広範囲をカバーしたこと。また、ワイド感を出すために、ウインカーレンズにあえてかぶるようにし、その部分だけをへこませることで、ボリュームを出します。下部には、小ぶりのマットガード形状を予定しています。

何度もすったもんだして、決まったアウトラインです。先祖返りし、スクエアボディになった新型ですから、フェンダーも昔のワークスが作ったレース車両のように角ばった形状にして違和感をなくします。

リアも同様に、スクエアタイプにしてあります。また、新型シエラ同様、ガソリンタンクのフタにあえてかぶるようにしています。ワイドボディ車両ならではのアイデンティティ。

でかい…ここまでデカイと視覚作用も大きくなり、ボディのワイドさを演出してくれます。ワクワクします。これをFRPでやろうとすると難しい。なぜなら重くなってしまうので、ボディを加工しての装着になります。厚みも9mmで抑えられなくなり、車検対応が難しくなります。

こんなに視覚的にデカイフェンダーが、車検対応（継続車検）で、取り付けが両面テープのみの9mm。これが真空成型なら実現できることを証明してくれたのは、HA36アルトワークス用のフェンダーエクステンション。

感謝! HA36 アルトワークスオーバーフェンダー　キャンペーン 7月のみ

真空成型だからこそ可能な安定した9mm厚。純正バンパーの素材と同じABS製強化プラスチックは、悪路の飛び石などにも強く、安心です。塗装したFRPであれば、飛び石すると素材の白が点々とでてきますが、それもありません。

ここまで来て、正直頭を抱えたのはサイドステップ。新型シエラがかなり大ぶりのサイドステップを装着して、巨大なフェンダーとのバランスをとっています。

このサイドステップをイメージしたものを考えたのですが、厚みを出しながら巻き込むタイプに変更しました。今回のシエラ、確かにカッコイイ。でも、ジムニーは、ジムニー。コンセプトが全く異なるクルマ。だから、小さなシエラを目指すのではなく、ジムニーらしさを求めることを、改めて確認。

なお、サイドステップ無しで、フェンダーキット単体でも十分装着できるようなデザインにしました。

気になる発売予定ですが、まず、クレイモデル、いわゆる粘土の形状決定が11月中ごろ。12月半ばには初回試作品を披露する方向です。量産品の発売は、来年1月を目指しています。

色んな形状、色んな素材でジムニーのフェンダーは各社から発売されることは間違いありません。この逸材に手を出さないなんて勿体無いですからね～。

そんな中でも、当社としてはABS素材を真空成型で作るこのフェンダーは、軽さ、強度、精度の高さに加えて、塗装不要、取り付けが両面テープ、そして車検対応しながらも、アルトワークス同様、大きな面積を覆うことで、視覚的な効果も大きい商品。唯一無二のオンリーワンなものを目指しています。

実は、フェンダー以外にも、オモシロい商品を数点、見積もり依頼をしてきました。どうなるか楽しみです。

S660専用ナビキット タブレットホルダー 　真空成型ってナニ？

でも、実はこのS660の製品も同時進行で依頼中です。この数年、ワタシはどっぷり真空成型という手法に魅了されています。頭に描いていた商品が目の前に飛び出したときの興奮はとてつもありません。

一つだけ不安なのは型代…　いやすでに５～６品、今見積もりと型取りに入ってるんですが、請求書くる日が怖い…

なにはともあれ、一部の方々から期待している、という声もいただいていますから、後戻りは出来ません！年末までのタイムリミット一杯、とにかく少しでもカッコよく、使いやすいものになるよう、頻繁に打ち合わせする日々が続きそうです！